最近、ニュースで『いじめ』や『教育問題』を取り上げない日はないくらい、毎日のように報道されていますね。
私は教員免許を持ってるし、小学校時代に友達がいじめにあっていたので、こういう問題は結構気になります

先日ドライブをしていて、いじめにあった子が自殺したというニュースで報じられた中学校の近くを通りました。
一見したところ、どこにでもあるような田舎の普通の中学でした。
ただ、報道を見て判断すると、『普通』ではなかったんですよね。
その他の事件に関してもそうですが、学校関係者・教育委員会というその組織自体が腐ってると思います

教師というある種の権力を持った立場で大勢の生徒や保護者に接するならば、いろんなことに細心の注意を払い、様々な事態を想定して責任をもった言動をしなければならないと思います。
そういう責任が、教員免許の重みとして込められているはずなんです。
勉強だけなら塾で十分!!
社会やら人生やらを教えることこそが、塾とは違う、学校の大事な仕事だと私は思っています。
それが、見過ごしていたばかりか、教師までいっしょになって1人の生徒をいじめてたりするなんて

全く考えられません。
あげくの果てに、いざ事件が起こると、嘘つくし、もみ消そうとするし、しらをきって開き直るし。
その姿が子供達の目にどう映るか、考えているんでしょうか?
小学校時代、私の友達もいじめにあいました。
そのきっかけを与えたのも、担任の教師でした。
4年生まではみんなと仲良くやってきたのに、5年になって急にいじめられ始めました。
5年になってすぐ、出席をとるときに担任の教師が軽はずみに変なあだ名で彼女のことを呼んだのがきっかけです。
それが瞬く間に広がって、学年全体の生徒が彼女に対して差別的な扱いをするようになりました。
日常的にバイキン扱いされるようになり、集団的な態度や言葉でのいじめに常に苦しめられ、上靴に画鋲がはいってるという肉体的にも傷つけられるようなことも多くあったといいます。
彼女には母親がいませんでした。
父親と3姉妹で暮らしていていました。
それもいじめに拍車をかけました。
彼女は次第に登校拒否になっていきました。
5〜6年の間の2年間、この状況が私には全く理解できませんでした。
なぜ彼女がこんな扱いを受けてるのか?
みんな、私と接するときは普通のいい人達なのに、なんで彼女に対してだけ冷酷な言動ができるのか?
だから「私は絶対に彼女の友達で居続けよう」と思いました。
彼女が学校に来た日はすごく嬉しくて、周りの友達が嫉妬するくらいでした。
男子が変なちょっかいだしてきたら、私が怒って追い返したりもしてました。
1番頭にきたのは、彼女の前でみんなが口々に彼女の母親の悪口を言い出したことです。
「どうしてお母さんがいないか?」に始まって、彼女の家庭や母親のことを非難し、彼女が捨てられたかのような言い方してをみんなで笑っているんです。
みんなが悪魔に見えました。
家族みんな揃って平凡な家庭でぬくぬくと育ってきた人に、あの年頃で母親なしに生活している彼女の一生懸命さを踏みにじる権利はないと思いました。
私は頑張ってる彼女が大好きだったし、そういう部分をすごく尊敬していたので。
彼女は傷ついていました。
でも、彼女の涙に慣れきってしまっている他の生徒には、彼女が傷ついてる姿を見ることでは正常な感覚に戻ることができなくなっていたんです。
むしろ、もっともっと傷つけようと発言の内容もエスカレートしていきました。
今でも思い出すと腹が立ちます。
当時のクラスメートに仲の良い子はたくさんいたし、楽しかった思い出はいっぱいありましたが、みんなが「いじめ」をしていたという記憶は常に頭の片隅に残ってて、その部分はいまだに許せない...。
私は彼女の友達であり続けたし、その子とは今もずっと親友です。
彼女と共に行動し、何かされればかばったりしていたし、かといって彼女に悪いところがあれば注意して、ケンカしたりもしていました。
今思えば、彼女に味方していることで「自分もいじめられるかも...」なんて1度も思ったことがありませんでした。
大好きな友達が理不尽にいじめられている。
そのことだけで頭がいっぱいで憤りを感じていたので、自分の立場を気にしてる場合じゃなかったんでしょうね

そこまで計算して、自分の意に反したことをしながら生きていくなんて私にはまず無理だし...

4年のときの彼女も、5年のときの彼女も同じ1人の人間で、中身は変わってないんです。
変わったのは周りの人で、そのきっかけを与え、状況を把握していながら2年間放置し、保護者会などで指摘されてもシラをきってたのは担任の教師です。
いまだにその教師に対しての不信感は残ってるし...出来ることなら今からでも、彼女に謝罪してほしいです。
あのときの彼女や私が感じた気持ちを、今も多くの子供たちが感じてるんですね。
どんな形でそれぞれの心に傷を残すかはわかりませんが、その爪痕が表面化したときはもう手遅れ。
第二、第三の彼女をこれ以上増やさないで欲しい。
心から、そう願います

最後に、彼女は年内に入籍することが決まりました

姉妹に知らせるよりも先に私に電話をくれて、私も涙が出るくらい嬉しくて、何度も何度も「良かったね!おめでとう!」といいました。
彼女は間違いなく一生付き合っていく友達です。
常に元気で明るく振る舞う彼女の内面から、この心の傷が少しでも早く消えるように心底祈っています
