格子理論には、ダブリング問題という問題があります

格子化することにより、本来の物理的な粒子の他に、ダブラーと呼ばれる粒子が出現してしまうのです。
ニールセン・二宮の定理はいろんな言い方がありますが、
・平行移動不変性
・カイラル対称性
・エルミート性
・フェルミ場の双一次性
・局所性
を満たす格子フェルミオンには、必ずダブラーが存在してしまうことが証明されています。
このダブリング問題は、格子理論の重要な問題の1つです

うちのM2の修論は格子上でカイラルゲージ理論を構成するという研究のレビューです。
なので、このダブリング問題は研究の出発点といえます。
実際に計算すると、伝搬関数のpoleが余分に現れてしまうことからダブラーが出てきてしまうのはわかるんです。
...じゃ、格子化したことの何がダブラーを引き起こしたんだろう??
最近疑問に思って考えているのですが、いまだに答えがでてこない...

修論発表の練習のときにでも、スタッフに質問してみようかな
